そんなことを考えていたんだ、、。昼顔サイドストーリーを読んで真っ先にそう思いました。ドラマ昼顔で北野が紗和に発した言葉の奥底にあった気持ち。そして蟬の声とともに浮かんだ感情。昼顔サイドストーリーのネタバレ感想になりますので、ネタバレ避けたい人はご注意下さい!

 

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昼顔サイドストーリー、あらすじを簡単に

ananに掲載のサイドストーリー。ドラマ昼顔で、逃避行を実行したものの失敗に終わってしまった紗和と北野。そして一生会わないことを誓わせられた二人。紗和は離婚し、仕事もやめて街を出て行った。北野は妻の元に戻った。

 

映画昼顔はホタルが、昼顔サイドストーリーには蟬が取り入れられています。北野があの時どう思っていたのか、北野のリュックが壊れたところからサイドストーリーは始まります。

 

リュックを買いに初夏の街にでると、セミの声が。セミが鳴く声は求愛の意味。セミの声を目を閉じて聞いていると忘れようとしてきたものが蘇ります。

 

封印したはずの、忘れようとしてきた紗和。紗和との思い出。封印したはずの、決してあけてはならない思い出が溢れてしまった。北野があの頃の紗和に語るように描かれている昼顔サイドストーりー。次からネタバレして書いていきます。

 

 

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昼顔サイドストーリーネタバレ!

『僕は君に好きだと言わなかった』

北野が何年も使っていたリュックのジッパーがついに動かなくなり、妻からお金をもらい買いに出かける。

『どうも、ありがとう』夫婦なのに遠慮した言葉遣い。妻を裏切ったから遠慮している北野。

 

初夏の街へ繰り出すと、ニイニイゼミの声が。セミのオスは、何年もいた地中からやっと外へ出て求愛活動を始める。『おーい、女ども、ここにいるぞ!オレと一緒になろう!』その声を聞きながら目を閉じた北野。油断が生まれ、紗和の事を思い出してしまった。

 

紗和と出会った夏。背中合わせにセミの声を聞き、離すまいと強く絡めあった指。

紗和はどこで何をしているのか、、。

 

あの頃と変わっていない森林公園。東屋で雷雨をしのいだこと、ケヤキの木の下で唇を重ねたこと。紗和が自分の腕にしがみつきながらうっすら目を開けていたこと。目を開けていた理由を考える北野。

 

奪い奪われる背徳を楽しめるほどの器用さは無い紗和と北野。自分の腕の中で幸せそうな紗和に『僕だけを見て欲しい。僕の手で君を幸せにしたい』という言葉で頭の中はいっぱいだった。

『北野先生、好きって言って』いじめるように紗和が放った言葉を耳にしつつ、好きと言わなかった北野。

 

初めて結ばれたホテルの部屋。真剣になると紗和を壊してしまいそうだったから下手な冗談を繰り返し、紗和は不良教師、エロ教師という。罪悪感を麻痺させるような真っ赤な夕陽が背中をさした。

 

 

紗和に別れを切り出されたのも夕陽だった。未だ引き返せるところにいたのに逃避行してしまった。何もかも壊して君を奪いたい。

『好きって言って』僕は言わなかった。

 

『紗和さんとのことは、ただの遊びでしたから』紗和の目を見ずに、出来るだけ冷酷に。紗和にひとかけらの未練も残さないように言うことが北野にとっての”好き”だった。

『私も同じです。ただ刺激が欲しかっただけ』軽蔑するように北野を見る紗和。

 

北野に自分の気持ちを紗和が分かってくれたのか、確かめる術は無かった。紗和は離婚し、仕事も辞め、街を出て行った。北野は妻と新しい街へ引っ越した。

 

恋でも愛でも無いタダの不倫。

 

迷った末に北野は、紗和の居場所を知るために利佳子に会いに行く。せめて無事に暮らしているのか知りたかった。利佳子が何も知らないことは、残念であったけれど、ホッとした。居場所が分かれば確かめてしまうかも知れない。

 

かつて画家の加糖と駆け落ちした利佳子には男の子が出来ていた。あれほど別れたがっていたご主人との第三子。

 

そして利佳子から、紗和は海の近くに住んでいることを教えてもらった。

海に囲まれた日本で紗和の居場所を探すのは難しすぎる。

 

会うつもりなど無かったはずなのに。

もう一生、会えないかも知れないと気づいた瞬間、抑えていた思いがこみあげた。

 

『紗和。

好きだと言えなくてごめん。君に好きだと言う時は、君の人生を全部、引き受ける時だと勝手に決めていた。たった二文字の簡単な言葉だけど、君を裏切りたくなかった。「好き」が嘘になってしまうのが怖かったんだ。』

 

家に帰ると妻がシチューを作っていた。エスニックな香りがしたが実は北野が嫌いな香りだと妻は知らない。北野は壊れたリュックを眺め、義務だけで今の生活を続けていていいのか、僕の人生も変えるべき時が来ているのではないかと思った。

 

『紗和。僕たちは誓った。—決して、もう二度と。でも、僕は願わずにいられない。—せめて、もう一度』

 

>>昼顔映画の感想(ネタバレ無し)

>>昼顔映画の感想。ネタバレ衝撃結末!

 

 

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昼顔サイドストーリーネタバレ!感想

蟬の声を聞いて、求愛の声だと知っている北野は自分が本当に求愛している紗和の事を考えてしまったんですね。こういう所は、北野先生だなぁって思います。

 

会ってはいけないけれどどこでどうしているのか知りたい。本当は居場所を知りたいけれど、知ったら自分がどうしてしまうか分かっているだけに、知らないことで安心する。とても歯がゆいけれど、会わないでおいたほうがお互いのためと自分に言い聞かせて。

 

法律の力によって抑えつけられた紗和への気持ち。物理的に会わないことは可能でも、心が紗和に向かうことを抑えつけることは出来ない。納得して離れた二人では無いのだから余計に。お互いに気持ちを残しながら法律のいう通りに動かざるをえない。

 

昼顔サイドストーリーのタイトルは、『僕は君に好きだと言わなかった』です。その理由が、好きが嘘にならないようにだったことが明かされています。軽くこの二文字を言い放ってはいけない。北野は本当に紗和を幸せにしたいと思っていたことが分かりました。

 

好きと言葉にして自分の方へ引き寄せようとしているならば、不倫をゲームのように楽しむことが出来たのかも知れない。なんだか満たされていない、ちょっと幸の薄そうな顔をしていた紗和を、義理や人情・同情で好きになったのでは無いことがとても良く分かりました。

 

僕が紗和を幸せにしたい。そのためには捨てる物・リスクが大きすぎる。逃げてしまったあの時の自分にさようなら。

 

そして映画昼顔の北野は違った。今度は逃げなかった。

 

3年の時は気持ちを強くし、短い生涯のセミの声で、自分の求愛が誰に向かっているのか気づいた今。今度は強い意思を持ってついに北野先生が行動をおこすという風に映画昼顔につながったのですね。

 

3年の間、北野先生はどう過ごしていたのか。とある一日のこのサイドストーリーだけで紗和への深い愛が知れるのではないでしょうか。

 

映画昼顔の北野は、確固とした決心があって、揺るがなかったたのが本当に良かったと思いました。

 

北野の紗和への想いがたくさん散りばめられている昼顔サイドストーリー。これを読んでから映画昼顔を見られることをおすすめします。

 

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