徹子の部屋で星野源さんが語っていた「化け物」の歌詞を見て、意味を考えてみました。

星野源「化物」歌詞が出来た背景

中村勘九郎さんと一緒に立てた舞台。

中村勘九郎さんが出てくると、寝ているお客さんがハッと目を覚ます。それほど圧倒的な人気をもった勘九郎さんだった。

 

凄いオーラをもつ中村勘九郎さんと、舞台裏で話す機会があった星野源さん。

『お客さんの拍手はうれしいけど、家に帰ってお風呂に入るときはひとりぼっちなんだ』

 

中村勘九郎さんは、もっと魅力的になるにはどうしたらよいのか?それを考えている。そして家に帰ると一人だと孤独を感じていることを読み取ります。

メロディーは出来ていたけれど、歌詞がまだ出来ていなくて悩んでいた頃、中村勘九郎さんが亡くなってしまった。「勘九郎さんの歌を作ろう。」と出来上がった曲。

 

完成を迎える頃にくも膜下出血に倒れてしまいます。そして復活して最初の歌が「化物」だった。周りからは、復活の歌だねと言われたけれど、中村勘九郎さんの歌なんだけどと思っていた星野源さん。

 

そして『この曲は俺のために作ってくれたけど、源ちゃんの歌にした方がいいよ』とメッセージを受け取った気がしたことを徹子の部屋で話していました。

 

 

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星野源「化物」歌詞の意味を考えてみる

 

 

【両手の雨】

これは、舞台が終わった後の拍手が、雨がザーッと降っている音のように聞こえるから、拍手の音を雨の音に例えていると思います。

 

星野源さんが中村勘九郎さんと舞台袖で話したとき、

お風呂でシャワーを浴びながら髪の毛を洗っていると本当にひとりなんだと言うことを聞かされます。星野源さんからみた中村勘九郎さんは、悪いところなど見当たらなかった。しかしどうしたらもっと魅力的な演技が出来るのか悩んでいた勘九郎さんを知ります。

 

本当は心の中で一杯叫びたいことはあるけれど、それを家に帰って家族に相談などしない。ひとり静かに考える勘九郎さんを想像して書かれたのかと思います。

 

 

「奈落の底から化けた僕をせり上げてく」

奈落を花道の床下の空間の通称と仮定したら、歌舞伎で宙に舞うワンシーン(ワイヤーで引っ張って上に飛ぶ様子)のをさしているのかと考えます。

 

自分の演技に満足などなく、毎日どこをどのように演出すれば良いのか、悩んでも納得いく回答などない。

誰かに相談したら答えが得られる。そんな簡単なことではなく、いつも一人悩んでいなければならない。

 

時には叫びたくもなるけれど、そんな心の内は誰にも解る訳などなく、

完全な答えが見つからないまま翌日も舞台は待っている。

 

自分を押し殺し、歌舞伎を披露する。化けて舞台にたつ毎日がある。

一人で家に帰れば、また一人孤独に悩む時が来て。

明日になればまた化ける。

 

思い悩んで、描いた演出が、明日の舞台で披露されていく。

 

「化けた僕をせり上げてく」

歌詞を書き上げ、くも膜下出血で倒れた。

いままで化けていた自分(人に嫌われないようにしたいと暗かった自分)を捨てて、勘九郎さんのための歌が、自身の歌になった。

 

意味を考えれば考えるほど深い歌だと思います。

星野源さんがたたいているのは、”マリンバ”です。

歌詞はこちらから→星野源作詞・作曲【化物】

 

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